はるはるとはじめのい〜っぽ

ダウン症がある息子と、シングルマザーである私の記録用日記

ひらめの結婚式1/ひらめの独り言

ひらめの結婚式に対する記事は、
1~3まであります。

今から何年前だったでしょうか。

結婚する友人から、ふたりの生い立ちから結婚に至るまでの
のりをイラストにして紹介してほしいとの依頼を受けました。
ーーちなみに、この友人の結婚式の2次会会場で、ひらめは現在の主人と
  出会っていたということを後に知ることとなります。

これが、結婚式で配布するふたりの紹介冊子を手がける
初めての作品になりました。
当時は、イラストを用いて、冊子の形にしたり、お箸を入れる袋に
ふたりの似顔絵を描いたり等々をさせていただきました。
友人達の冊子をブログに掲載することはできませんので、
手前味噌ではございますが、ひらめの渾身(?)の作を紹介させていただきたいと思います。

自分の結婚式に配布する冊子を何ヶ月もかけて考え、
訂正しながら進めました。
最初は、雑誌のようにしたくて、ふたりを密着取材するというような
感じにしようと思っていましたが、自己満足な仕上がりになりそうだったので
やめました。

冊子の形式が決まってから、制作、デザイン、紙のカッティング、製本に至る
すべての行程をひらめ一人で行いました。
参列者は約170名ちょっとだったので、予備に180冊ちょっと作成しました。
(表紙、裏表紙、席次表を含め全部で12ページ)
完成したのは、挙式の前日の午前3時30分でした!!!!!!
最後の方は、一体自分が何の為にこれをやっているのか
さっぱり分からない状態で、ただただ納品に間に合うように頑張りました(笑)

レイアウトした画像をA3サイズの紙にプリントアウト(両面)しました。
両面印刷なので、表面と裏面のトンボ(画像の端と端)が合うように画面で
何度も位置を調節しました。
そして、プリントアウトした紙を一枚一枚
カッターと定規で「横28.4cm×縦26cm」にカットしていきました。
カットした紙を半分に折り、最後にホッチキスで真ん中を2カ所とめました。
段々と両腕が腱鞘炎になっていきました。

結婚式で作成したのは、冊子だけではありません。
各テーブルに置く名前の札(ワインや葡萄ジュースのボトルに貼付けたもの)、
招待状、メニュー表、ウェルカムボードも作成しました。
結婚式の前日まで作業をしていたので、当日は、ふらふらでした(笑)

主人は、結婚式に「水戸黄門のオープニングのテーマソング」を歌うのが
夢だったらしく、結婚式当日まで、主人が一人で歌うことが決定していました。
しかし、せっかくの結婚式なので、新郎新婦が一緒に歌うといった方が
皆さんに喜んでいただけると思い、ひらめも歌うことを決心!
1番を主人、2番をひらめ、3番をふたりで歌うことになりました。
結婚式当日の忙しい朝、新居で、ふたりで列をつくって歩きながら
歌を歌う練習をしました(笑)

披露宴が始まり、ウェディングケーキ入刀の後だったと記憶していますが
一旦退場し、皆さんが祝宴をしている最中に、会場を真っ暗にしました。
水戸黄門のテーマソングが鳴りだし、まず主人は、入場せずに歌い始めました。
だから、会場では真っ暗な中、主人の歌だけが響いている状態でした。
1番を歌っている途中で、後方の扉にスポットライトが当たり、
主人がマイクを持って歌いながら入場!
続いて、いそいそとひらめも入場!
1番が終わり、間奏の後、今度はひらめが歌いました。
会場からどよめきの声が上がりました!!
新郎が歌うのは珍しくないけど、新婦も歌うなんてっ!と、いう感じでした。
まるで歌手にでもなったような心地よさの中、ゆっくりと歌いながら
参列者と握手をしながら、花をもらいながら、ひな壇まで戻っていきました。

あああ~!気持ちよかった~♥