はるはるとはじめのい〜っぽ

ダウン症がある息子と、シングルマザーである私の記録用日記

保育参加/ひらめの独り言

今朝は、はる兄の保育園に一緒に行きました。
「保育参加」というものをさせていただきました。

まずは、年少さんから年長さんまでがホールに集まって
保育園で予定されている行事の練習の後、
各組に別れてそれぞれのことをしました。

その後に、私は、あらかじめ先生に伝えてあった
はるはるの紹介をさせていただきました。

お話は20分程させていただきました。
ちゃんと原稿もつくって、原稿に合わせての資料も作成してきました。
下記に作成した画像をアップして、簡単に説明をさせていただきます。


最初は、クイズ形式でお話を始めました。
1、夏は暑いですか?寒いですか?
2、冬は暑いですか?寒いですか?
3、沸騰しているヤカンは、熱いですか?冷たいですか?
4、氷は熱いですか?冷たいですか?
5、転んで擦りむいたら、痛いですか?痛くないですか?
6、お腹をこわしたら、お腹は痛いですか?痛くないですか?
7、お熱がでたら、頭は痛いですか?痛くないですか?

8、クイズは、簡単でしたか?難しかったですか?
みんなは、暑いことも寒いことも、冷たいことも痛いことも分かるよね?
世界中のお友達もみんな同じように分かると思う人?
・・・
と、いう感じです。

子供達に「当たり前ではない」ということを伝えたかったのが
私の話の目的でした。

クイズが簡単だったという裏には、
「暑さや寒さ、痛みなどを当たり前のように感じている
 という意味があること」
を伝えたかったのです。
世界には、暑いことや寒いこと痛みを感じることができないお友達がいて、
それらを感じることができないと、けがをしてもやけどをおっても
気がつかないという危険があると伝えました。
私は、子供の頃、「お腹が痛いの嫌だな。けがをしたら痛いの嫌だな」
と思っていましたが、「痛み」を感じるということは
けっして、悪いことでなく
「病気がかくれていることに気がついて、けがをしていることに気がついて」
という「体」が知らせてくれている「言葉」であると伝えました。

そして、外部のけがや病気は見て分かるけど、
体の中の病気やけがは見ても分からないという話につなげて、
皆の心臓とはるはるの心臓をイラストで紹介しました。

イメージ 1


イメージ 2


イラストは、子供達に分かるように簡単なものにしました。
心臓がどのような働きをするか、大きさや位置なども伝えました。

その後は、気管の話をしました。
はるはるの簡単な模型を作って、気管にみたてたストローに
穴を開け、実際に持参したカニューレなどの器具を使って説明しました。

みんなに息をとめてもらって、
「酸素」が体にとって大切なものであることを説明しました。

イメージ 3


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最後は、
見えること、聴こえること、歌えること、話せること、うんちやおしっこが出せること
呼吸ができること、ご飯が口から食べられること、痛みが分かること、・・・
健康で元気なのは、当たり前ではないということを知っていてください。
世界中のお友達は、みなさんのように健康で元気なお友達ばかりではないということ、
体が不自由な部分があるお友達がいるということを知っていてください。
例えば、手が不自由なお友達がいたら、手が自由に使えるみなさんが
そのお友達の手になってお手伝いができたらいいですね。
健康な私達は、自由に使うことができる体を使って、
たくさんのお友達のお役に立たせていただけたら素敵ですね。

といういうような感じでまとめさせていただきました。

子供達は、途中、質問をしながらも真剣に聴いてくれ、
非常に感動しました。

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これらの資料を作っている間、
はるはるは、何やら一生懸命やっていました。
それが、これです。
紙をどこからかひっぱってきて、ビリビリ・・・。
この紙切れはほんの一部です・・・。

イメージ 9


はるはる「してやったり」顔(笑)