はるはるとはじめのい〜っぽ

ダウン症がある息子と、シングルマザーである私の記録用日記

お任せすること/ひらめの学び

ずーーっと長い間、私は将来に不安を抱えていました。
「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」と、まだおこってもいない事態を想像して・・・。
出かける前は、飛行機が落ちたらどうしよう、バスが事故をしたらどうしよう、酔ったらどうしよう、旅先で眠れなかったらどうしよう・・・。
試験の前は、答えが解らなかったらどうしよう、できなかったらどうしよう・・・。
スキーに行く前は、骨を折ったらどうしよう・・・。
ピアノの発表会の前は、失敗したらどうしよう、忘れたらどうしよう・・・。
将来を考えると、離婚したらどうしよう、障がいをもった子供が産まれたらどうしよう、仕事がなくなったらどうしよう、泥棒が入ってきたらどうしよう、病気をして悪化したらどうしよう・・・。

まだおこってもいないことだから、どうにもできない。(笑)

しかも、出かける前からこれでは、出かけたくなくなってしまう。
試験だって、集中できない。

はるはるのお陰で、私は大分変わりました。
そうなったら、そうなったときのことです。
障がいをもった子供が産まれたらどうしようと、思っていたそれが現実になった今。
おこってしまった事態に、その都度対処していけばいいということを学びました。

昨日が今日をつくり、今日が明日をつくります。
すべては突然に前触れもなくやってくるようでも、実は、眼に見えない部分で過去と現在はつながっているんです。


だから、少しでも不安に感じた時は、こう思うようにしています。
「私が努力できることは、精一杯やらせていただきます。
 後のことは、神様にすべてお任せします」
不思議なことに、乗り越えていける勇気と元気が湧いてきます。

子供の頃、母からよく言われました。
すべてを「自分の力」だけでやろうとするから不安になるんだよ。
神様にお任せしなさい。


すべてを自分の力だけでやろうとするのは、ある意味「傲慢(エゴの強さ)」なのかも知れません。