はるはるとはじめのい〜っぽ

ダウン症がある息子と、シングルマザーである私の記録用日記

「感謝箱」/ひらめの学び

昨年は、はるはるの通院のために、軽自動車を買っていただきました。
そして、以前から主人と話し合っていたノート型パソコンを購入しました。
お店にパソコンはあるのですが、
はるはるが退院したら、お店まで行ってパソコンで仕事をする訳にはいかなくなります。

以前の私なら、必要なものを買うのだから、ありがたいなとは思っても
「当たり前」だと思っていました。

しかし、ある日、突然、恐怖に襲われたんです!

私には、雨風をしのげる家がある。
食べものにも困らない。
お水も飲める。
健康である。
優しい主人がいる、かわいい子供たちもいる。
自営業という「仕事」まである。
多くの出会いもいただいている。
今年は、車やパソコンまで買ってもらった!
「ありがたいなー」と感謝の気持ちがわいた次の瞬間!

「こわーーーーーい!」 )><(

このままではいけない気がしました。

母は私に「正負の法則」というものが存在することを
子供の頃に教えてくれました。

皆さんは「正負の法則」をご存知ですか?
一生のうちでは全てのことが「プラスマイナスぜろ」であるということです。
得たら、失う。
失ったら、得る。
ということです。
例えば、買い物に行って、お店の人がおつりを間違えて多くくれたとします。
皆さんならどうしますか?
「ラッキー」と思って、気がつかない振りをして、そのまま持って帰るのが通常だと思います。
でも、その後に、例えば怪我をしたり病気になったり、事故にあって思わぬ出費があったり、
お財布を落としてしまったり、定期券をなくしてしまったり・・・。
そうやって、自然にバランスをとるんです。

そういえば、子供の頃から
うちには「感謝箱」という紙でできた箱が
神棚においてありました。
母が作った箱です。
感謝するでき事があったとき、
危険な目にあって助かったとき、
そして、いただいたお給料の一割を、
その感謝箱に「報恩」していました。
その報恩したお金は、例えば震災があったときなど
支援が必要なときに寄付していました。

母はこうも言っていました。
「正負の法則をちゃんと守っているとね、必要なときに、必要な分だけの
 援助を神様が与えてくださるんだよ。
 高校や大学の入学資金とか、どうやっても工面できないとき、不思議なことに
 神様が必要な分だけのお金を与えてくださったんだよ」

私は、多くのものをいただいている。
天にお返ししなくては!
そう強く思いました。

そう思って、私も母のまねをして
「感謝箱」を作らせていただきました。
同じように神棚においてあります。