はるはるとはじめのい〜っぽ

ダウン症がある息子と、シングルマザーである私の記録用日記

はるはるに生かされている毎日

はるはるを授かって
感謝には「深さ」があることを知りました
更なる「感動」を知りました
多くの素晴らしい「出会い」をいただきました
「視野」が広がりました
心が少しだけ「強く」なりました
前を向くようになりました
ますます涙もろくなりました

私は、毎月、風邪をひいていました
風邪をひいたら約1ヶ月間は治りませんでした

はるはると過ごすようになって
風邪を1回ひいただけです
ひいても気がつくと治っていました

「私が倒れたら、誰がはるはるの面倒をみるのか」
「誰がはるはるの痰を吸引するのか」
だから、可能な限り倒れてはいられません
「はるはるの痰がつまってしまわないように」
「寝ているとき、息をしているか」
「お風呂で体を洗うとき、湯船につかっているとき、喉の穴に水を入れないように」
「ウィルスを家に持ち込まないように」
色々なことを気をつけています

長男はお医者さんから
「風邪をひいたら悪化させないようにしましょう」
と言われました
はるはるはお医者さんから
「風邪をひかせないでください」
と言われました

毎日、意識はしていませんが、気をめいっぱい張りつめているのでしょう
長男のときには、こんなにも毎日気を張りつめてはいませんでした

過去の私は、「病は気から」だったのでしょうか

余暇があることは素晴らしいこと
でも、余暇がたくさんあった私は、考えなくてもいいことを考えていました
針の穴程の小さな失敗なのに
同じことをグルグルと考えているうちに
地球規模の大きな失敗をしたと思い込んでしまっていました
マイナス思考は、心の中を真っ暗にします
心の中の闇は、いつしか体中をも覆ってしまいます

はるはるとの毎日は
過去の自分のように
余計なことでくよくよ悩む隙を与えてくれません

毎日がものすごーく大変だったりするけど
一方じゃあ大変じゃなかったりするんだよな

はるはるは私の魂を救ってくれています
はるはるに生かされている
そんな毎日です